1月10日（水）10時から大変古い歴史を持つ熊野市有馬町の産田神社で例大祭がおこなわれました。
産田神社は、日本書紀に登場するイザナミノ尊がカグツチノ神を産んだ場所として伝えられ、この神話に由来して､安産と子育ての神様として知られおりこの例大祭は｢子供の健やかな成長と、安産を願って執り行われています（例年1月10日開催）。
今年は、コロナ禍で止まっていた｢奉飯｣と呼ばれる膳（汁かけ飯、サンマの骨付き姿寿司、イカの青のり和え）が復活し、妊婦さんや小さな子供を連れた家族がお参りし、境内手前の社務所の中で｢奉飯｣を食べ子供の健やかな成長や安産を願いました。
神事が厳かに進み、浦安の舞、豊栄の舞の奉納、弓引きの神事がおこなわれ、祭りの最後には餅まきも復活しおこなわれました。
楽しみに集まった人に多くのお菓子やお餅が投げられ、袋いっぱいにひらって、賑やかな笑い声で祭りが終わりました。
境内の中では、地元の「くまのサンマ寿司保存会」の皆さんが、この産田神社例大祭で出されている「奉飯」を郷土料理として親しまれている「さんま寿司」のルーツとして、同神社を「さんま寿司の発祥の地」とし、例大祭が執り行われるこの1月10日を「さんま寿司の日」と名付け、サンマ寿司の販売をおこなったり、ぜんざいの振る舞いや子供たちが楽しめるゲーム、コーヒーの振る舞いなどがおこなわれていました。

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2024.1.10　産田神社例大祭（熊野市有馬町）　大きな写真で見る（くまどこブログ）
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2019.1/10 産田神社の例大祭（熊野市有馬町）　大きな写真で見る（くまどこブログ）
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くまどこ百科事典：『産田神社』