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ホーム >> フィールドレポート >> トレッキングレポート >> 鬼ヶ城、獅子岩
フィールドレポート

ジャンル: トレッキング | キャンプ | 温泉 | パドリング | ダイビング | 釣り | ツーリング

トレッキング

トレッキング
トレッキング レポート 
2003/10/27
鬼ヶ城、獅子岩 ( 熊野市(旧熊野市、旧紀和町) )
 レポーター: G-outfitter
鬼ヶ城、獅子岩


鬼ヶ城、獅子岩 熊野の観光パンフレットを眺めていたら、「熊野岩の彫刻芸術」と言う言葉が目に留まった。東紀州の沿岸はリアス式海岸が延々と続き、長い年月を掛けて地震や太平洋の激しい荒波によって侵食した火成岩が不思議な形の岩を作り出したとの事。
「鬼ヶ城」と国の天然記念物「獅子岩」、迷わず見に行く事にした。
まず最初に訪れたのが「鬼ヶ城」。「鬼ヶ城センター」と言うのが国道42号沿いに有り、駐車場も完備しているので利用しよう。センター入り口には二匹の鬼が仁王立ちしており、鬼ヶ城の雰囲気を盛り上げてくれる。小さな子供だと泣き出してしまいそうな、なかなかの迫力だ。
鬼の先にあるアーケードを潜り抜けると目の前は壮大な景色が一気に広がる。海に向かって階段を降り、見上げればそこには、自然が作り出した芸術、「鬼ヶ城」が目の中に飛び込んできた。私は瀬戸内出身、このような奇岩にはそうそうお目にかかる事は無いので、思わずカメラのシャッターを切りまくっていた。沿岸沿いは綺麗に整備されており、鬼ヶ城を初めさまざまな奇岩を眺めながら散歩が出来る。外洋の波のうねりが音としぶきを運んでくるので、迫力満点の景色を満喫出来るのだ。
その他、このセンターの頂上には鬼ヶ城跡があり、城跡を囲むように約2000本もの桜が植えられているので、春に来ればまた一味違ったすばらしい風景が楽しめるだろう。
鬼ヶ城を後にし、少し西へと行くと、今度は国の天然記念物「獅子岩」が海岸にドーンと現れてくる。正に海に向かって吼える獅子。バイクでツーリングしている人や大きなカメラを構えた人達がここに立ち止まって、自然の彫刻を楽しんでいた。是非とも一度、シーカヤックに乗って海から眺めて見たいモノだ。流石に今日の海況だと無理だけど。 鬼ヶ城、獅子岩
鬼ヶ城、獅子岩共に国道沿いにあり、迷うことも無く簡単に訪れる事が出来るので、有名観光地だからと外すのにはもったいない。是非自分の目で熊野岩の彫刻芸術を楽しんで貰いたいと思う。
■データ

場所 鬼ヶ城、獅子岩
交通 鬼ヶ城:国道42号線を紀伊長島から熊野市へ、国道311号線と交わるところを越えて最初の鬼ヶ城トンネル手前を左へ。/獅子岩:国道42号線を
駐車場 鬼ヶ城 完備/獅子岩 2、3台程。
入場料 鬼ヶ城:500円、獅子岩:無料
その他(鬼ヶ城) トイレ、お食事、お土産ところもあり、設備は充実しています。


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