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傘(民芸品) <
かさ(みんげいひん) > |
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熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
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熊野市二木島町の津田ますゑさんは、民宿で料理を出すときに添える傘の民芸品を作っています。津田さんは、この傘を作り始めて20年のベテランで、1日で約150本の傘を作っています。小さな傘を作るために細かい手作業で器用に作っていきます。
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作り方は、芯となる棒に、はみ出さないように傘の骨をつけて、傘の紙を貼り、乾かして出来上がりです。天気の良い日は、一晩おけば完全に乾きます。一番難しいのは、紙質によってのりの加減も調整しながら、紙が破れないように絶妙な加減で貼る工程だそうです。1本仕上げるのに5回手をかけて修正し、1本1本丁寧に作っていきます。傘の模様はジャノメや花柄があります。
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昔は土産物として販売していたそうですが、現在は京都の料亭や、他にも琵琶湖の近くの錦という民宿で使われているそうです。テレビにも取り上げられ、それを見た視聴者の方から、傘をゆずってくださいという注文もありましたが、津田さん宅からは、販売はしていません。
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津田さんは、81歳とは思えないほど元気で、あたたかい人柄は傘にも表れているようで、そのかわいい傘を見ているだけで笑顔がこぼれてきそうになります。
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参考文献 |
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なし |
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その他関連情報 |
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なし |
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