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御浜みかん <
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御浜町 > |
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年間の平均気温16.5度、年間降水量2740mmという温暖多雨な気候を生かし「年中みかんのとれる町」として、極早生温州を始めとして、早生温州や様々な種類の中晩柑が栽培されている。また、最近では健康食品として、みかんの持つガンやアレルギーに対する予防効果が注目を集めている。
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御浜町は、二〇〇余年ののかんきつ栽培の歴史があり、古くは宝暦六年新宮藩主がみかん栽培を奨励した記録が残されている。明治に入り養蚕の衰退により桑畑がみかん畑に変わり、本格的なみかん栽培が始まる。昭和の始め頃には販路を全国に拡大し、本場紀州みかんとしての名声を博した。昭和三十五年頃は水田転換と山林開発により更に面積が増え、さらに国営農地開発事業等により、現在では、栽培面積約九三〇ヘクタール（ちなみに、御浜町の農地は一三〇〇ヘクタール）、生産量二万トンと、三重県随一の柑橘産地となっている。
みかん園は古くからの既設園地と国営農地開発事業等による造成園地に大別され、既設園地では、温州みかんを中心にハウスみかんや高級中晩柑など、高品質な柑橘が多く栽培され、造成園地では、中晩柑を中心に大規模で近代的な柑橘の栽培が主に行われている。
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・周年供給の御浜町の柑橘
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春
セミノール（3〜4月）：果面が滑らかで、鮮やかなオレンジ色。甘く、果汁が多い。
三宝柑（3〜4月）：紀州原産の種で、淡い黄色。へたの部分が膨らんだ独特の形状。
春光柑（3〜5月）：熊野地方原産種。名付親は詩人、佐藤春男。淡い黄緑色で独特の芳香を持つ。
カラ（4〜5月）：キングと温州との交配種。外観は温州みかんによく似る。甘味が強い。ネット施設により栽培される。
甘夏（3〜5月）：大玉で黄色。温州に続く生産量。代表的な中晩柑。酸味を含んだ爽やかな味。
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夏
サマーフレッシュ（5〜7月）：八朔（はっさく）と夏みかんとの交配種。御浜町だけで栽培される。果実は大玉で、淡い黄色。
ハウスみかん（7〜8月）：ビニルハウスで栽培される。味は非常に濃厚。
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秋
極早生温州（9〜10月）：御浜町原産の「��久保早生」を中心に秋の味覚として、御浜町を代表するみかん。
早生温州（10〜11月）：極早生に続いて収穫される温州みかん。マイルドな味で、最も親しまれているみかん。
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冬
高糖系温州（12〜1月）：冬のみかんの代表的なもの。名前の通り、糖度の高い濃厚な味。
伊予柑（1〜2月）：愛媛県伊予地方で多く栽培される種。大玉で、濃いオレンジ色の果実。果汁の多い中晩柑。
八朔（1〜3月）：大玉で、黄橙色。独特の風味と歯ごたえを持つ。
ポンカン（1〜2月）：濃いオレンジ色の果実。皮が向きやすく、独特の風味を持ち、高い人気がある。
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参考文献 |
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なし |
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その他関連情報 |
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なし |
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